4月【いちご】

【今月の食育のテーマ ~いちご~】

食育活動日

・4月22日(火)食育活動【いちご狩り遊び】

食育絵本

『いちごです』

『いちごさんがね・・・』

給食関連日

・4月22日(火)給食副菜:いちご

4月22日(火) 食育活動【いちごの観察遊び】

  1. 絵本『いちごです』『いちごさんがね・・・』をみる
  2. カードを使って果物の表面や断面図を見てみる
  3. いちご狩り遊びを行う〜洗濯ばさみのクリップからいちごを外して収穫遊び〜(※クラスに合わせた内容で展開する)
  4. 給食の副菜でいちごを食べる

保育士準備物

  •  絵本『いちごです』『いちごさんがね・・・』
  • いちごのカード
  • いちご狩りキット
  • 当日の流れや、進め方など事前に職員間で話を行っていく

子どもの発見や気づきに寄り添い、子どもたちが食材に興味・関心がより持てるように、関わってあげてください。

管理部返却

・状態確認、消毒後、次年度も問題なく使用できることを確認できましたら、管理部まで返却をお願いいたします。

食育活動に、直接食材に触れたり、皮むきが入っている場合、副菜として献立に入っていますが、味見をしたい。食べたい気持ちを大切にして先に食べても構いません。

※『見るだけね。』『食べないよ。』等の言葉がけがないように、目的やねらいを大切にしてください。

※副菜のお替りがある場合は、給食後におかわり対応をしてください。

活動レポート

食育活動は、一年間を通して様々な経験を行います。

食材に触れることで、食への関心が高まり食べる意欲が向上されます。離乳食から普通食とアイキッズ保育園に通う子どもたちは心も体も成長期、様々な刺激を提供していきます。今月はいちごをテーマに食育遊びを行いました。

《いちご》について

農林水産省によると、いちごは野菜に分類されています。木ではなく草から実るものは野菜に分類されるそうです。しかし、いちごは果物と同様に扱われていることからスイカやメロンと同じく「果実的野菜」とも呼ばれています。

一番甘いのは先端部分

いちごは、部位によって甘さが違います。最も甘いのは先端部分。先端の部分から熟していくため、甘さが蓄積されるのだとか♪ヘタに近い部分は少し酸味が強いので、一口でパクっと食べたくなりますが、ぜひ少しずつ口に含んで味の違いをお子さんと確かめてみてはいかがでしょうか♪美味しさとともに言葉でのやり取りも楽しめそうですね。

あまり知られていませんが、いちごはバラ科の植物です。花びらとガクが5枚あること、実だけなく花もぜひ観察して見て下さいね。

いちごの旬は『春』

いちごの旬は、甘さや香りのピークとなる3月下旬~4月です。いちごは成熟した状態で収穫されるため、収穫期と出荷期のピークは同じです。本来いちごの旬は春であるものの、近年はハウス栽培や品種改良により年間を通じて手に入るようになりました。

今が旬の【いちご】を今回は収穫遊びを通して身近に感じ、給食の時間に本物のいちごに触れ、匂いや味を感じながら食しました。甘酸っぱいいちごに子どもたちも笑顔が溢れていました♪

阪急園

実施結果

子どもたちの様子

いちご狩り遊びでは、ひよこ・りす組は収穫することが出来ると顔の近くに持って行き、じっくり見て観察していました。うさぎ組は片手で洗濯バサミ、片手でいちごを持って優しく収穫して楽しむことが出来ていました。又、いちごのカードや実物を見せている時は「たねいっぱいね」と、細かいところまで観察して感想を言い合っていました。いちごを食す時は「あまいね」「おいしいね」と、お話しして、嬉しい気持ちを共有しながら、お友だちと食べる姿が多く見られました。

2号園

実施結果

子どもたちの様子

りす組はいちご狩り遊びのいちごを見ると嬉しそうに採り、食べる真似をする子もいた。給食時のいちごは、苦手な子もいたが好きな子はあっという間に食べ終わっていた。
うさぎ組は、「いちごです」の絵本を見て、緑と赤のいちごがあり、赤いいちごが甘いというお話をしていたので、いちご狩りの時には「赤いいちごがいっぱいだね。」とお友だちと話す姿が見られた。採ったいちごがお皿にいっぱいになると「甘いね。」と友だちとやりとりしながら食べる真似をして楽しんでいた。

JR園

実施結果

子どもたちの様子

りす組は、いちご狩り遊びでいちご引っ張って収穫してみたり、手に取ってヘタの部分を触ってみたりと楽しんでいた。給食では本物のいちごが出てくるとじっと見て観察をしていた。保育者が「あまいね」と声をかけると嬉しそうに笑いながら食べる姿が見られた。
うさぎ組は、いちご狩り遊びでは指先を器用に使って洗濯バサミを外したり、収穫したいちごを集めてみんなで食べる真似をして楽しんでいた。給食では「あかい」「つぶつぶ」などといちごの特徴を言いながら観察を楽しんでいた。