【給食室】今月の食育~いちご~

食育活動は、一年間を通して様々な経験を行います。

食材に触れることで、食への関心が高まり食べる意欲が向上されます。

離乳食から普通食とアイキッズ保育園に通う子どもたちは心も体も成長期、様々な刺激を提供していきます。

今月はいちごをテーマに食育遊びを行いました。

《いちご》について

農林水産省によると、いちごは野菜に分類されています。木ではなく草から実るものは野菜に分類されるそうです。しかし、いちごは果物と同様に扱われていることからスイカやメロンと同じく「果実的野菜」とも呼ばれています。

一番甘いのは先端部分

いちごは、部位によって甘さが違います。最も甘いのは先端部分。先端の部分から熟していくため、甘さが蓄積されるのだとか♪ヘタに近い部分は少し酸味が強いので、一口でパクっと食べたくなりますが、ぜひ少しずつ口に含んで味の違いをお子さんと確かめてみてはいかがでしょうか♪美味しさとともに言葉でのやり取りも楽しめそうですね。

あまり知られていませんが、いちごはバラ科の植物です。花びらとガクが5枚あること、実だけなく花もぜひ観察して見て下さいね。

いちごの旬は『春』

いちごの旬は、甘さや香りのピークとなる3月下旬~4月です。いちごは成熟した状態で収穫されるため、収穫期と出荷期のピークは同じです。本来いちごの旬は春であるものの、近年はハウス栽培や品種改良により年間を通じて手に入るようになりました。

今が旬の【いちご】を今回は収穫遊びを通して身近に感じ、給食の時間に本物のいちごに触れ、匂いや味を感じながら食しました。甘酸っぱいいちごに子どもたちも笑顔が溢れていました♪