~今月の保育~【モンテッソーリ】

今年度より、モンテッソーリの教具を使って遊ぶ【モンテッソーリ】の時間が始まりました。

モンテッソーリとは?

モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。
「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっています。歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿は、子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿のあらわれといえます。この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。
小さい子どもたちの毎日は、ひとつずつできることが増えていく日々。アイキッズ保育園では、「ひとりでできた!」というよろこびをたくさん経験できる環境を準備しています。0歳~2歳児でも安全で楽しめる玩具や教具を使って「やりたい」と、自発的に選び取り組めるような工夫をしています。

【りす・ひよこぐみ】~『あなに、ポットン』

基本形を認識する力、思考力を育てることをねらいとし、ボンボンを使ったぽっとん落としを楽しみました。普段遊んでいるぽっとん落としとは違い、指先の力を使いながらボンボンをギュッと押し込み、穴に入れていきます。

1つ落ちるたびに、保育士と達成した喜びを感じてさらに意欲がわいてきます。夢中になって遊ぶ姿が見られました。

【うさぎぐみ】~同じ動物を見つけよう

形の認識、想像力、観察力、言語能力を育てることをねらいとし、カード遊びを楽しみました。

保育士が指定したカードを手札から探して見つけ出し、ケースの中に入れていきます。指定したカードと手札のカードを見比べながら一生懸命に探す子どもたちです。見つけることが出来ると、動物の名前を言ったり、『一緒だね』と保育士や友達と会話する姿が見られました。

また、かくれんぼしているの だあれ?という遊びにも挑戦しました。動物の体の一部が印刷された紙を見て、動物を当てます。模様や特徴をヒントに、感じたこと・思ったことを言葉で伝えます。正解すると全身で嬉しさを表現する子どもたちです。